
沢井製薬でジェネリック医薬品の検査不正が見つかったそうですね

国内後発薬市場でトップシェアを争う沢井製薬の不正ということで影響は大きいでしょうね

具体的にはどういった不正があったんですか?

溶出試験と言ってカプセルの薬が胃の中でちゃんと溶け出すかどうかを検査する試験で、
沢井製薬は古いカプセルから中身を取り出して別の新しいカプセルに詰め替えて試験を行っていたようです

わざわざどうして新しいカプセルに詰め替えたんですか?

古いカプセルのままだと、ちゃんと中身の薬が溶け出さないことを沢井製薬は把握していたようです

がーん
思いっきり不正ですね

どうやら2015年から継続的に不正して試験をパスしてきたようです

沢井製薬って結構大手ですよね?
そんな長期間にわたって大胆な不正を続けていたなんて信じられないですね

古いカプセル薬品を処方された人は、もしかすると薬の効果が十分に得られなかった可能性があります

言ってみれば、不合格品ですからね

今回の報道を受けて沢井製薬は、健康被害が起こる可能性は非常に低いと弁明しているそうです

そういうことじゃないですよね!
効かない薬を販売してきたのが問題なのに!

今回問題になった薬品は、胃潰瘍や急性胃炎向けの後発薬、いわゆるジェネリック医薬品になります

今回の報道を受けて、ジェネリック医薬品の製造が減り、ジェネリック医薬品を避ける人も増えるため、先発薬品が品薄になることが想定されます

薬局では最近やたらとジェネリック医薬品を勧められますが、何か裏があるんですか?

政府がジェネリック医薬品の普及を推進していて、
ジェネリック医薬品の使用割合が高いと、加算と言って薬局の報酬が増える制度があるためです
逆にあまりにジェネリック医薬品の使用割合が低いと減算されます

どうして政府はジェネリック医薬品を推進しようとしてるんですか?

ジェネリック医薬品は安いので、医療費全体を押し下げるために価格の安いジェネリック医薬品を推進しているのです

そもそもジェネリック医薬品ってどうして安いんですか?

先発医薬品の特許が切れた後に、先発医薬品と同じ有効成分を使って作られるため開発費が抑えられるためです

いわゆる模倣品ですね?

ジェネリック医薬品は厳しい試験をパスして厚生労働大臣の承認を受ける必要がありますが、その厳しい試験で今回の不正があったということです

ジェネリック医薬品に関しては沢井製薬だけでなく、他社でも品質不正が相次いでいるので、根本的に体制を見直した方がいいかもしれませんね

結局、安かろう悪かろうですかね?

人の健康にかかわるデリケートな問題なので、各メーカーは信頼回復に努めてほしいものです
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